uma to shika leathers
Concept
Make normal. Think normal.
ふつう。
ふつうをつくる。ふつうをかんがえる。スペシャルではないもの。当たり前のようにあるもの。
どんなにすごいものでも、高価なものでも、長い間そばにあるとそうなるもの。
普通。それはすごいこと。
馬鹿みたいに真っすぐ単純で、タフで、それでいてどこか優しさを感じる様な。
uma to shika leathersは、そんなものを作っていきたいと思っています。
Think Sustainable
サステナブル。持続可能な循環型社会。
ブランドコンセプトを考えていた時、サステナブルについて考えました。
一般的にエコな環境に優しいサステナブルな素材として、天然皮革は❌ 合成皮革⭕️はとして語られているのをよく見かけます。
乱獲などによる動物愛護精神に欠ける行為が主な原因かと思われます。
天然皮革は一部希少な毛皮や爬虫類などの場合を除き、そのほとんどは食用に用いられた動物の皮を使用し乾燥防止や防腐処理となるなめし工程を経て革、天然皮革となります。
そのほとんどが食用として用いられた副産物であり天然皮革として利用されなければゴミとして廃棄される。
つまり、初めからリサイクル素材なのです。
天然成分によってなめされた革も土に還ります。
つまり新たな養分などに変わりそのほとんどが自然界で再生されます。
プラスティックやビニール、ポリエステルなどは一般的に土には還りません。
さらに耐久年数の問題もあります。
合成皮革は一般的に経年劣化といって製造から2年から3年程度で化学反応が少しずつ起こり、べたつき・ひび割れなどが起きてしまします。
つまり製品寿命があります。
ですが、循環型社会という視点で考えた場合、10年20年、30年50年、100年という視点を持つ必要があり、100%リサイクルされたとしても100年中だと30回以上作り直す必要があり、その都度、環境負荷が発生する。。。
もはや考える必要は無いでしょう。
鯛を食べる際にでた頭の部分からだしをとる。大根の葉っぱを捨てずに調理しておかずにかえる。
例を挙げればきりがないですがそういうことだと思います。
使い切る。ということ。
ヴァージンプラスティックという言葉やヴィーガンレザーという言葉がでたりなど、マーケティング戦略の香りが漂うサステナブルが目につきます。
食物連鎖然り、生きている以上消費は避けられない行動だと思います。
それがuma to shika leathersが天然皮革にこだわる理由です。
そしてそれがファッショナブルであればいいと考えています。